Mマスターデッキビルドカード考察:超タイプ編
2015年8月14日 カード考察こんにちは。タッツーです。
こんな陽気の日は是非ともお昼寝で惰眠を貪りたいところですが、夏休みの自由研究(MMDB収録カード考察)が終わっていないので、お昼寝はお預け。
暑さを吹っ飛ばす(主に背筋が)超タイプの考察を行っていきます。
・ズバット HP50
BW以降では3種目のズバットとなるXY4のズバットが再録です。逃げる1エネがネックのためさっさと進化をしてしまえるようにレベルボールは必携です。また、進化後の特性の影響でシンカソーダ及びふしぎなアメの使用はお勧めしません。
・ゴルバット HP70
【特性】こっそりかみつく
この特性は、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを2個のせる。
無:おうだんひこう
相手のポケモン全員に、それぞれ10ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力の計算をしない。]
ベンチ狙撃性能、ばらまき性能の高い優秀なポケモン。逃げるエネルギーもここまで進化してしまえばゼロになるため、フットワークも軽い。
特性はダメージカウンター2つを進化した時に相手ポケモンを一体選んで乗せるという効果。MバンギラスEX(XY7)の技デストロイヤーキングと組み合わせれば1ターンで250ダメージを叩きだせるためほとんどすべてのポケモンを突破できる(きあいのタスキも貫通できる)。このため、ズバット系ではクロバットの採用枚数を抑えるデッキも珍しくない。他にもズバット進化系の中でもゴルバットのみに備わっている性能として技が相手の全てのポケモンにダメージカウンターを乗せることが出来るという点である。これは先述のMバンギラスEXだけではなくMエルレイドEX(XY6)などとも非常に相性がいいです。また、最大で合計60ダメージを与えられるのは進化後のクロバットにはない利点です。
・クロバット HP130
【特性】とつぜんかみつく
この特性は、、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを3個のせる。
無:ちょくげきひこう
相手のポケモンを1匹選び、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力の計算をしない。]
ゴルバットの身軽さを引き継ぎつつHPが60も増えているのは評価に値する。先述の通りダメージ量に関してはゴルバットでも十分なため、進化の目的としては更なる特性によるダメージが必要な場合や相手のベンチ狙撃から身を守るためHPを増やす目的が考えられます。そのためクロバットを使用する場合にはAZ(XY4)やクロケア(XY1)をデッキに採用するのも一興でしょう。
ちなみにズバット系はスタジアム「次元の谷」の効果でエネなしで攻撃が出来る貴重なポケモンでもあります。
また、ズバット系で処理に注意しなければならないのは、ワザの説明文がダメージを与えるとなっているため、相手のバトルポケモンの弱点・抵抗力は働きます。クロバットが相手のバトル場の超弱点、HP60のポケモンにちょくげきひこうを行った場合には一度で気絶させることが出来ます。
・ゲンガーEX HP170
無:シャドーアタック
相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを3個のせる。
超無無:やみのかいろう 60
相手のバトルポケモンをどくにする。このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
デザインがスタジアム「次元の谷」対応になっているEXカード。ダメージが控えめな替わりに自身をベンチポケモンと入れ替える効果を持つ。みがわりロボ、オーロット(XY1)、ソーナンス(後述)と入れ替えることで相手の戦術をロックすることが出来る。
ただし、現環境においてはフラダリを積んでいないデッキは皆無ですし、低火力EXが活躍するには少々厳しい大HPポケモンがうようよいます。非EXデッキに関してもサイドレースで不利に立ってしまいます。
環境に左右されやすいポケモンなので、今後の環境に注目です。
・MゲンガーEX HP220
超無無:ファントムゲート
相手の場のポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
バトル場に限らず相手のベンチポケモンの技も自由にパクることが出来る。「次元の谷」込で2エネでガリョウテンセイ(XYD)やグレンダイブ(XYA)等の高火力技やターボボルト(XY4)やクライシスバイン(XY1)等の便利技を使用することが出来る。
決して弱くはないのだが、総じて相手のポケモンが持つ技に左右される点、また相手のポケモンが育ってからでないと魅力的な技を利用出来ない点でたのM進化勢に対して優位に立ちにくい。つまりは安定性がないのだ。
安定性が高いが火力のないゲンガーEXと組み合わせて、少数のMゲンガーEXを忍ばせるというのが最も活躍の可能性が高いだろう。
・ソーナンス HP110
【特性】がまんのかべ
このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場・手札・トラッシュにあるポケモン(超ポケモンはのぞく)の特性は、すべてなくなる。
超無:サイコダメージ 10+
相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージを追加。
非常に強力な特性を持つ。ほとんどの特性に頼ったデッキを沈黙させられるためどのデッキにも入れやすい(必ずしも技を使う必要はない)。マリガンの際に見えるだけでも牽制になるためそういう意味でも有用である。
ただし、バトル場にいる間にしか効果を発揮できないためフラダリなどに弱いのはオーロット(XY1)などと変わらない。またHPが110なため、シェイミEX(XY6)を刈るために打点調整されたポケモンにあっさり退場させられてしまうこともマイナスポイントです。
ミステリーエネルギーによる恩恵を受けられたり、ダメージカウンターが乗っていれば一撃必殺の攻撃も撃てるため、自身が使う場合も、相手に使われる場合も常に頭に置いておいて構築をする必要があるように思います。
超タイプのポケモンを見てきましたが、MMDBには超タイプの強力サポートカードの「次元の谷」と「ミステリーエネルギー」が収録されなかったのは残念でありません。超タイプは単独でサポートとして使えるカードも多いため、超主軸にデッキを組むかは手持ちのカードと相談する必要がありそうです。
次回は無色タイプに関して考察します。お楽しみに。
過去MMDBカード考察シリーズ
草タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508111839086872/
炎タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508131624308776/
水タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508132205271053/
雷タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141041459351/
こんな陽気の日は是非ともお昼寝で惰眠を貪りたいところですが、夏休みの自由研究(MMDB収録カード考察)が終わっていないので、お昼寝はお預け。
暑さを吹っ飛ばす(主に背筋が)超タイプの考察を行っていきます。
・ズバット HP50
BW以降では3種目のズバットとなるXY4のズバットが再録です。逃げる1エネがネックのためさっさと進化をしてしまえるようにレベルボールは必携です。また、進化後の特性の影響でシンカソーダ及びふしぎなアメの使用はお勧めしません。
・ゴルバット HP70
【特性】こっそりかみつく
この特性は、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを2個のせる。
無:おうだんひこう
相手のポケモン全員に、それぞれ10ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力の計算をしない。]
ベンチ狙撃性能、ばらまき性能の高い優秀なポケモン。逃げるエネルギーもここまで進化してしまえばゼロになるため、フットワークも軽い。
特性はダメージカウンター2つを進化した時に相手ポケモンを一体選んで乗せるという効果。MバンギラスEX(XY7)の技デストロイヤーキングと組み合わせれば1ターンで250ダメージを叩きだせるためほとんどすべてのポケモンを突破できる(きあいのタスキも貫通できる)。このため、ズバット系ではクロバットの採用枚数を抑えるデッキも珍しくない。他にもズバット進化系の中でもゴルバットのみに備わっている性能として技が相手の全てのポケモンにダメージカウンターを乗せることが出来るという点である。これは先述のMバンギラスEXだけではなくMエルレイドEX(XY6)などとも非常に相性がいいです。また、最大で合計60ダメージを与えられるのは進化後のクロバットにはない利点です。
・クロバット HP130
【特性】とつぜんかみつく
この特性は、、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを3個のせる。
無:ちょくげきひこう
相手のポケモンを1匹選び、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力の計算をしない。]
ゴルバットの身軽さを引き継ぎつつHPが60も増えているのは評価に値する。先述の通りダメージ量に関してはゴルバットでも十分なため、進化の目的としては更なる特性によるダメージが必要な場合や相手のベンチ狙撃から身を守るためHPを増やす目的が考えられます。そのためクロバットを使用する場合にはAZ(XY4)やクロケア(XY1)をデッキに採用するのも一興でしょう。
ちなみにズバット系はスタジアム「次元の谷」の効果でエネなしで攻撃が出来る貴重なポケモンでもあります。
また、ズバット系で処理に注意しなければならないのは、ワザの説明文がダメージを与えるとなっているため、相手のバトルポケモンの弱点・抵抗力は働きます。クロバットが相手のバトル場の超弱点、HP60のポケモンにちょくげきひこうを行った場合には一度で気絶させることが出来ます。
・ゲンガーEX HP170
無:シャドーアタック
相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを3個のせる。
超無無:やみのかいろう 60
相手のバトルポケモンをどくにする。このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
デザインがスタジアム「次元の谷」対応になっているEXカード。ダメージが控えめな替わりに自身をベンチポケモンと入れ替える効果を持つ。みがわりロボ、オーロット(XY1)、ソーナンス(後述)と入れ替えることで相手の戦術をロックすることが出来る。
ただし、現環境においてはフラダリを積んでいないデッキは皆無ですし、低火力EXが活躍するには少々厳しい大HPポケモンがうようよいます。非EXデッキに関してもサイドレースで不利に立ってしまいます。
環境に左右されやすいポケモンなので、今後の環境に注目です。
・MゲンガーEX HP220
超無無:ファントムゲート
相手の場のポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
バトル場に限らず相手のベンチポケモンの技も自由にパクることが出来る。「次元の谷」込で2エネでガリョウテンセイ(XYD)やグレンダイブ(XYA)等の高火力技やターボボルト(XY4)やクライシスバイン(XY1)等の便利技を使用することが出来る。
決して弱くはないのだが、総じて相手のポケモンが持つ技に左右される点、また相手のポケモンが育ってからでないと魅力的な技を利用出来ない点でたのM進化勢に対して優位に立ちにくい。つまりは安定性がないのだ。
安定性が高いが火力のないゲンガーEXと組み合わせて、少数のMゲンガーEXを忍ばせるというのが最も活躍の可能性が高いだろう。
・ソーナンス HP110
【特性】がまんのかべ
このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場・手札・トラッシュにあるポケモン(超ポケモンはのぞく)の特性は、すべてなくなる。
超無:サイコダメージ 10+
相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージを追加。
非常に強力な特性を持つ。ほとんどの特性に頼ったデッキを沈黙させられるためどのデッキにも入れやすい(必ずしも技を使う必要はない)。マリガンの際に見えるだけでも牽制になるためそういう意味でも有用である。
ただし、バトル場にいる間にしか効果を発揮できないためフラダリなどに弱いのはオーロット(XY1)などと変わらない。またHPが110なため、シェイミEX(XY6)を刈るために打点調整されたポケモンにあっさり退場させられてしまうこともマイナスポイントです。
ミステリーエネルギーによる恩恵を受けられたり、ダメージカウンターが乗っていれば一撃必殺の攻撃も撃てるため、自身が使う場合も、相手に使われる場合も常に頭に置いておいて構築をする必要があるように思います。
超タイプのポケモンを見てきましたが、MMDBには超タイプの強力サポートカードの「次元の谷」と「ミステリーエネルギー」が収録されなかったのは残念でありません。超タイプは単独でサポートとして使えるカードも多いため、超主軸にデッキを組むかは手持ちのカードと相談する必要がありそうです。
次回は無色タイプに関して考察します。お楽しみに。
過去MMDBカード考察シリーズ
草タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508111839086872/
炎タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508131624308776/
水タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508132205271053/
雷タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141041459351/
コメント