Mマスターデッキビルドカード考察:トレナーズ&エネルギー編(後編)
2015年8月28日 カード考察 コメント (2)こんばんは。タッツーです。
前編から時が立ち既に話題は新弾のカードに流れてますねぇ。僕もブースタードラフト等にも参加したいため、事前の情報収集は綿密に行っていますが皆様に披露できる考察はまだまだ書けそうにないため、既存カードの考察で失礼します。
前段のカードの話題の賞味期限は新弾発表までだ!!最悪賞味期限が切れてもたいがいのモノは食べられる^^
では、前回の続きMMDB収録トレーナーズ等考察です。今回は片方のBOXのみ収録のカードを紹介していきます。
【パワースタイル】収録カード
・みがわりロボ
このカードは、HP30の無色タイプのたねポケモンとして、場に出すことができる。
自分の番の中でなら、場に出ているこのカードをトラッシュしてよい。
このカードは、にげられない。このカードがきぜつしても、相手はサイドをとれない。
特殊な処理をするカードであるため使用する場合は公式のQ&A(http://www.pokemon-card.com/rules/faq/search.php?freeword=%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%83%AD%E3%83%9C)を参照することをお勧めします。
代表的な例では、みがわりロボは逃げられない(トラッシュするかポケモンいれかえを使うか)、みがわりロボにもどうぐをつけられるし特殊状態にもなる、みがわりロボの気絶後にもセンパイとコウハイ(XY5)を使えるなどがある。
利用法としては、時間稼ぎの他にドンファン(BW7)やゲンガーEX(XY4)のようにベンチに戻るポケモンとのコンボや、ダーテング(XY2)やMレックウザEX(XY6)のようなベンチの数を参照する技を持つポケモンの火力強化に使える。
使用法は中級者以上になると大きく広がるため、自身のプレイングのレベルに合わせて順次活きてくるカードといえる。
・グラードンソウルリンク
ゲンシグラードンEXはその古代能力からソウルリンクを必要とすることは少ない。
・ゲンガーソウルリンク
雑誌の特典カードであったため入手が難しかったが、とうとう販売カードとして登場した。4000円で1枚は少ないが利用しない人も多いため、手持ちのカードとのトレードで枚数を揃えるのがいいだろう。
・鍛冶屋
自分のトラッシュから炎エネルギーを2枚選び、自分の炎ポケモン1匹につける。
炎デッキの必携サポート。注意しなければならないのはエネルギーは炎ポケモンにしかつけられない点である。MレックウザEX(XYD)等には使えないので注意。
リザードンEX、マフォクシー、カエンジシとMMDB内でも相性の良いカードは多いためそれだけで十分デッキを組める。MMDB以外の変わり種では1進化ポケモンにブースター(XY7)の特性で炎タイプを付与しエネルギーを加速するという手がある。特にゴルーグ(XY7【特性】ダブルタイプ)とのコンボは強烈で、W無色エネルギーを付けることで1ターンで技を撃てるようになる。
・コルニ
自分の山札から闘ポケモンとグッズをそれぞれ1枚ずつ選び、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
闘デッキの強い味方。特に後半のグッズをサーチする効果はコルニの専売特許のようなもの。このカード一枚でルカリオEXとはかせのてがみで速攻やゲンシグラードンEXときあいのタスキ(XY3)で鉄壁の守り、カイリキーとふしぎなアメで火力強化等一気に盤面を整えることが出来る。闘デッキの速度を一気に上げることができるが、手札の消費はドローサポートを使えない分だけ激しくなるためそこさえ考えれば毎ターン使っても損はない(バトルサーチャーを持ってきて最大5ターン連続発動という暴挙が一応できる)。
・灼熱の大地
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札から炎エネルギーまたは闘エネルギーを1枚選び、トラッシュしてよい。トラッシュした場合、自分の山札を2枚引く。
コルニや鍛冶屋でサポートの権利をドローに回せない炎&闘デッキには相性の良いスタジアム。特にエネルギーをトラッシュに置くことで効果を発揮する鍛冶屋を擁する炎デッキでの活躍が目立つ。一応闘デッキもランドロスの技でのリカバリーは出来る。(しかし闘デッキにはファイティングスタジアム(XY3)という最有力スタジアムもあるためあまり見かけない)。
注意したいのは相手がバレットデッキやミラーマッチの際に相手にも効果を使われてしまう点である。スピードスタイルのうねりの大海ほどの直接的なアドバンテージを与えないため放置してもよいのですが、相手にターンを渡す時にゲンシグラードンEXの技で破壊したり、サイレントラボ(XY5)やマウンテンリング(XY3)のような汎用スタジアムをピン刺ししておくと安心できる。
・フェアリーガーデン
妖エネルギーがついているおたがいのポケモン全員のにげるために必要なエネルギーは、すべてなくなる。
逃げ放題スタジアムの強力さはジムバトルに参戦された方には説明する必要もないでしょう。フラダリやキャッチャーを握っていなければ逃げたポケモンの追撃も出来ず、酷い場合は特性などでエネルギーを充電されたり、不利な効果を打ち消されてしまう。相手にするととても厄介だが、自身が恩恵を受けると余裕を持ってプレイが出来る。
ちなみに妖エネルギーがついていればどのタイプのポケモンも逃げることが出来るため、フレフワンの特性やレインボーエネルギー&Wドラゴンエネルギーとも非常に相性がいい。
・ストロングエネルギー
このカードは闘ポケモンにしかつけられず、ついているかぎり闘エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている闘ポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは、「+20」される。
ぶっ壊れカードその②です。闘タイプを異常に強くしてしまった一因でもあります。つけるだけで攻撃力が20も上がるなんて、しかも重ねがけ可能だなんて、、、雷ポケモンが一時期息をしなくなったほど。
特にゲンシグラードンEXとのコンボは強力で、特殊エネルギーである弱点を古代能力のΩバリアで改造ハンマー等から守り安定して育てることが出来る。
唯一注意しなければならないのは、手札にある時にはタイプを持たないエネルギーカード扱いであるため灼熱の大地のコストに出来ないことぐらいだろうか。ただ、これはタイプ特殊エネルギーの共通効果であるためさしたる弱点ではない。
【スピードスタイル】収録カード
・ダイブボール
水ポケモン専用のマスターボール(K+K)。水ポケモンにはトラッシュからの安定したエネ加速が存在しないため(ラプラス(XY1)の技はコイン判定)、ハイパーボールよりもこちらが優先される。
・カイオーガソウルリンク
グラードンソウルリンクとは違い、進化の速さが命のカイオーガにとっては重要なカード。是非採用したい。
・ライボルトソウルリンク
同じくM進化ポケモンの立つまでのスピードが重要なライボルト。3~4枚積みが安定でしょう。
・ヘッドノイザー
このポケモンのどうぐは、相手のポケモンEXにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけているポケモンが使うワザに必要なエネルギーは、無色エネルギー1個ぶん多くなる。
[このカードがポケモンからはがれたら、このカードを持ち主のトラッシュにおく。]
EXポケモン限定とはいえほぼ確実に相手の攻撃を1ターン遅らせることが出来る。XY環境においては自身のポケモンの道具を自身でトラッシュする方法はサポートのクセロシキ(XY4)ぐらいしかないため、つけられた場合はほぼ外すことは困難(外すより1エネ余分に張った方が早い)。ただし、既に道具の付いているポケモンにはつけられないため、びっくりメガホン(XY2)等とコンボさせることを考えるのも面白い。手札に握ったら相手にハチマキやソウルリンクが付く前に押し付けてやるのが賢いだろう。ライボルトEXやMレックウザEX(XYD)等につけられればベストである(逆にギルガルドEX(XYB)などのような青天井技を持つポケモンにはつけても効果は薄い)。
それと紛失に注意!!
紛失に注意!!
大事なことなので2回言いました。近所のジムバトルなどなら心優しい方が預かってくれるかもしれませんが、大型大会でなくすとほぼ確実に戻らないので大戦後の枚数確認は1戦ごとに行ってください。特にスリーブ被り等の場合にはお互いのデッキに規定の枚数のノイザーが入っているか確認し合いましょう!!
・うねりの大海
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の水ポケモンと雷ポケモン全員のHPを、それぞれ「30」回復してよい。
毎ターンきずぐすり(HSP)を水&雷タイプに使用している感覚を味わえる。効果は強力なのですが、灼熱の大地と違いサブアタッカーとして他色のデッキに入っていることが多い色のため相手に利用される可能性が高まる。相手がガマゲロゲEXだったりなんかするとまぁー泥試合になることこの上ない。もう目も当てられない。僕はレックウザメガバトルでこの泥沼に落ちいって30分以上対戦してサイド1枚差で敗けるという何とも悔しい試合をしました。
しかしカードが優秀なのは間違いなく、ゲンシカイオーガEXやMデンリュウEX(XY7)との相性は抜群。投入枚数を抑え、相手のデッキに対応できるよう他のスタジアムを挟むのが賢い構築かと思います。
なお、回復のタイミングは明言されていませんが、2重回復、回復忘れを防ぐため、何らかの戦略(レインボーエネルギー等)がない場合はドロー後即回復を行ってしまうようにした方が賢明です。
・シャドーサークル
悪エネルギーがついているおたがいのポケモン全員の弱点は、すべてなくなる。
フェアリーガーデンと比べると地味な効果。というのも、弱点が消えるのはありがたいのですが、相手のデッキの色によってはほぼ無意味となりかねないため安定した強さを発揮できないのです。
こう考えると悪エネルギーを使用するポケモンの中で弱点の分散をして、他の汎用スタジアムを採用するのも選択肢かと思います。
なお、フェアリーガーデンと同じくエネルギーの色を参照するスタジアムのため、環境に多い闘タイプや雷タイプが苦手なポケモンに悪エネルギーやレインボーエネルギーを採用する場合は選択肢になる。
・シールドエネルギー
このカードは鋼ポケモンにしかつけられず、ついているかぎり鋼エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている鋼ポケモンが、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-10」される。
何で再録されたのか分からないカードその②。寄りに拠ってお前かといわれるタイプ特殊エネルギーの中でもはずれ枠筆頭のカードが再録。採用されない理由は主に2点。一点目は今や鋼デッキの必須サポートポケモンのドータクンの特性が利用出来ないこと。二点目はストロングエネルギーが何故か攻撃力+20なのにシールドエネルギーは-10である点。なぜ-20にしなかった?公式がストロングのぶっ壊れっぷりに気づいて路線変更したのだろうか?(初収録はストロングエネルギーがXY3、シールドエネルギーがXY5)。過去の特殊鋼エネルギーを踏襲したとしても鋼ポケモン以外につけられない点で大幅に弱体化した。ただただ特殊エネルギーのため破壊されやすかったり、ギルガルドEXに相手にされなかったりといったデメリットが目立つ。
僕はこのカードの使い方が思いつきません。
これで、MMDB収録のカードから基本エネルギーを除いた全83種のカードの考察をざっと書かせていただいたことになります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次回ですが週末のジムバトル結果、あるいはデッキレシピ、もしくはタッツーがMMDBに再録してほしかったカード特集をその時の状況に拠って書かせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
過去MMDBカード考察シリーズ
草タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508111839086872/
炎タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508131624308776/
水タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508132205271053/
雷タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141041459351/
超タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141917361595/
無タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508150001433061/
闘タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508162131259199/
悪タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508190913106968/
鋼タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508192351502871/
妖タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508201838344324/
Tr&En前編:http://horsea7.diarynote.jp/201508260541097698/
前編から時が立ち既に話題は新弾のカードに流れてますねぇ。僕もブースタードラフト等にも参加したいため、事前の情報収集は綿密に行っていますが皆様に披露できる考察はまだまだ書けそうにないため、既存カードの考察で失礼します。
前段のカードの話題の賞味期限は新弾発表までだ!!最悪賞味期限が切れてもたいがいのモノは食べられる^^
では、前回の続きMMDB収録トレーナーズ等考察です。今回は片方のBOXのみ収録のカードを紹介していきます。
【パワースタイル】収録カード
・みがわりロボ
このカードは、HP30の無色タイプのたねポケモンとして、場に出すことができる。
自分の番の中でなら、場に出ているこのカードをトラッシュしてよい。
このカードは、にげられない。このカードがきぜつしても、相手はサイドをとれない。
特殊な処理をするカードであるため使用する場合は公式のQ&A(http://www.pokemon-card.com/rules/faq/search.php?freeword=%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%83%AD%E3%83%9C)を参照することをお勧めします。
代表的な例では、みがわりロボは逃げられない(トラッシュするかポケモンいれかえを使うか)、みがわりロボにもどうぐをつけられるし特殊状態にもなる、みがわりロボの気絶後にもセンパイとコウハイ(XY5)を使えるなどがある。
利用法としては、時間稼ぎの他にドンファン(BW7)やゲンガーEX(XY4)のようにベンチに戻るポケモンとのコンボや、ダーテング(XY2)やMレックウザEX(XY6)のようなベンチの数を参照する技を持つポケモンの火力強化に使える。
使用法は中級者以上になると大きく広がるため、自身のプレイングのレベルに合わせて順次活きてくるカードといえる。
・グラードンソウルリンク
ゲンシグラードンEXはその古代能力からソウルリンクを必要とすることは少ない。
・ゲンガーソウルリンク
雑誌の特典カードであったため入手が難しかったが、とうとう販売カードとして登場した。4000円で1枚は少ないが利用しない人も多いため、手持ちのカードとのトレードで枚数を揃えるのがいいだろう。
・鍛冶屋
自分のトラッシュから炎エネルギーを2枚選び、自分の炎ポケモン1匹につける。
炎デッキの必携サポート。注意しなければならないのはエネルギーは炎ポケモンにしかつけられない点である。MレックウザEX(XYD)等には使えないので注意。
リザードンEX、マフォクシー、カエンジシとMMDB内でも相性の良いカードは多いためそれだけで十分デッキを組める。MMDB以外の変わり種では1進化ポケモンにブースター(XY7)の特性で炎タイプを付与しエネルギーを加速するという手がある。特にゴルーグ(XY7【特性】ダブルタイプ)とのコンボは強烈で、W無色エネルギーを付けることで1ターンで技を撃てるようになる。
・コルニ
自分の山札から闘ポケモンとグッズをそれぞれ1枚ずつ選び、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
闘デッキの強い味方。特に後半のグッズをサーチする効果はコルニの専売特許のようなもの。このカード一枚でルカリオEXとはかせのてがみで速攻やゲンシグラードンEXときあいのタスキ(XY3)で鉄壁の守り、カイリキーとふしぎなアメで火力強化等一気に盤面を整えることが出来る。闘デッキの速度を一気に上げることができるが、手札の消費はドローサポートを使えない分だけ激しくなるためそこさえ考えれば毎ターン使っても損はない(バトルサーチャーを持ってきて最大5ターン連続発動という暴挙が一応できる)。
・灼熱の大地
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札から炎エネルギーまたは闘エネルギーを1枚選び、トラッシュしてよい。トラッシュした場合、自分の山札を2枚引く。
コルニや鍛冶屋でサポートの権利をドローに回せない炎&闘デッキには相性の良いスタジアム。特にエネルギーをトラッシュに置くことで効果を発揮する鍛冶屋を擁する炎デッキでの活躍が目立つ。一応闘デッキもランドロスの技でのリカバリーは出来る。(しかし闘デッキにはファイティングスタジアム(XY3)という最有力スタジアムもあるためあまり見かけない)。
注意したいのは相手がバレットデッキやミラーマッチの際に相手にも効果を使われてしまう点である。スピードスタイルのうねりの大海ほどの直接的なアドバンテージを与えないため放置してもよいのですが、相手にターンを渡す時にゲンシグラードンEXの技で破壊したり、サイレントラボ(XY5)やマウンテンリング(XY3)のような汎用スタジアムをピン刺ししておくと安心できる。
・フェアリーガーデン
妖エネルギーがついているおたがいのポケモン全員のにげるために必要なエネルギーは、すべてなくなる。
逃げ放題スタジアムの強力さはジムバトルに参戦された方には説明する必要もないでしょう。フラダリやキャッチャーを握っていなければ逃げたポケモンの追撃も出来ず、酷い場合は特性などでエネルギーを充電されたり、不利な効果を打ち消されてしまう。相手にするととても厄介だが、自身が恩恵を受けると余裕を持ってプレイが出来る。
ちなみに妖エネルギーがついていればどのタイプのポケモンも逃げることが出来るため、フレフワンの特性やレインボーエネルギー&Wドラゴンエネルギーとも非常に相性がいい。
・ストロングエネルギー
このカードは闘ポケモンにしかつけられず、ついているかぎり闘エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている闘ポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは、「+20」される。
ぶっ壊れカードその②です。闘タイプを異常に強くしてしまった一因でもあります。つけるだけで攻撃力が20も上がるなんて、しかも重ねがけ可能だなんて、、、雷ポケモンが一時期息をしなくなったほど。
特にゲンシグラードンEXとのコンボは強力で、特殊エネルギーである弱点を古代能力のΩバリアで改造ハンマー等から守り安定して育てることが出来る。
唯一注意しなければならないのは、手札にある時にはタイプを持たないエネルギーカード扱いであるため灼熱の大地のコストに出来ないことぐらいだろうか。ただ、これはタイプ特殊エネルギーの共通効果であるためさしたる弱点ではない。
【スピードスタイル】収録カード
・ダイブボール
水ポケモン専用のマスターボール(K+K)。水ポケモンにはトラッシュからの安定したエネ加速が存在しないため(ラプラス(XY1)の技はコイン判定)、ハイパーボールよりもこちらが優先される。
・カイオーガソウルリンク
グラードンソウルリンクとは違い、進化の速さが命のカイオーガにとっては重要なカード。是非採用したい。
・ライボルトソウルリンク
同じくM進化ポケモンの立つまでのスピードが重要なライボルト。3~4枚積みが安定でしょう。
・ヘッドノイザー
このポケモンのどうぐは、相手のポケモンEXにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけているポケモンが使うワザに必要なエネルギーは、無色エネルギー1個ぶん多くなる。
[このカードがポケモンからはがれたら、このカードを持ち主のトラッシュにおく。]
EXポケモン限定とはいえほぼ確実に相手の攻撃を1ターン遅らせることが出来る。XY環境においては自身のポケモンの道具を自身でトラッシュする方法はサポートのクセロシキ(XY4)ぐらいしかないため、つけられた場合はほぼ外すことは困難(外すより1エネ余分に張った方が早い)。ただし、既に道具の付いているポケモンにはつけられないため、びっくりメガホン(XY2)等とコンボさせることを考えるのも面白い。手札に握ったら相手にハチマキやソウルリンクが付く前に押し付けてやるのが賢いだろう。ライボルトEXやMレックウザEX(XYD)等につけられればベストである(逆にギルガルドEX(XYB)などのような青天井技を持つポケモンにはつけても効果は薄い)。
それと紛失に注意!!
紛失に注意!!
大事なことなので2回言いました。近所のジムバトルなどなら心優しい方が預かってくれるかもしれませんが、大型大会でなくすとほぼ確実に戻らないので大戦後の枚数確認は1戦ごとに行ってください。特にスリーブ被り等の場合にはお互いのデッキに規定の枚数のノイザーが入っているか確認し合いましょう!!
・うねりの大海
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の水ポケモンと雷ポケモン全員のHPを、それぞれ「30」回復してよい。
毎ターンきずぐすり(HSP)を水&雷タイプに使用している感覚を味わえる。効果は強力なのですが、灼熱の大地と違いサブアタッカーとして他色のデッキに入っていることが多い色のため相手に利用される可能性が高まる。相手がガマゲロゲEXだったりなんかするとまぁー泥試合になることこの上ない。もう目も当てられない。僕はレックウザメガバトルでこの泥沼に落ちいって30分以上対戦してサイド1枚差で敗けるという何とも悔しい試合をしました。
しかしカードが優秀なのは間違いなく、ゲンシカイオーガEXやMデンリュウEX(XY7)との相性は抜群。投入枚数を抑え、相手のデッキに対応できるよう他のスタジアムを挟むのが賢い構築かと思います。
なお、回復のタイミングは明言されていませんが、2重回復、回復忘れを防ぐため、何らかの戦略(レインボーエネルギー等)がない場合はドロー後即回復を行ってしまうようにした方が賢明です。
・シャドーサークル
悪エネルギーがついているおたがいのポケモン全員の弱点は、すべてなくなる。
フェアリーガーデンと比べると地味な効果。というのも、弱点が消えるのはありがたいのですが、相手のデッキの色によってはほぼ無意味となりかねないため安定した強さを発揮できないのです。
こう考えると悪エネルギーを使用するポケモンの中で弱点の分散をして、他の汎用スタジアムを採用するのも選択肢かと思います。
なお、フェアリーガーデンと同じくエネルギーの色を参照するスタジアムのため、環境に多い闘タイプや雷タイプが苦手なポケモンに悪エネルギーやレインボーエネルギーを採用する場合は選択肢になる。
・シールドエネルギー
このカードは鋼ポケモンにしかつけられず、ついているかぎり鋼エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている鋼ポケモンが、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-10」される。
何で再録されたのか分からないカードその②。寄りに拠ってお前かといわれるタイプ特殊エネルギーの中でもはずれ枠筆頭のカードが再録。採用されない理由は主に2点。一点目は今や鋼デッキの必須サポートポケモンのドータクンの特性が利用出来ないこと。二点目はストロングエネルギーが何故か攻撃力+20なのにシールドエネルギーは-10である点。なぜ-20にしなかった?公式がストロングのぶっ壊れっぷりに気づいて路線変更したのだろうか?(初収録はストロングエネルギーがXY3、シールドエネルギーがXY5)。過去の特殊鋼エネルギーを踏襲したとしても鋼ポケモン以外につけられない点で大幅に弱体化した。ただただ特殊エネルギーのため破壊されやすかったり、ギルガルドEXに相手にされなかったりといったデメリットが目立つ。
僕はこのカードの使い方が思いつきません。
これで、MMDB収録のカードから基本エネルギーを除いた全83種のカードの考察をざっと書かせていただいたことになります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次回ですが週末のジムバトル結果、あるいはデッキレシピ、もしくはタッツーがMMDBに再録してほしかったカード特集をその時の状況に拠って書かせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
過去MMDBカード考察シリーズ
草タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508111839086872/
炎タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508131624308776/
水タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508132205271053/
雷タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141041459351/
超タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508141917361595/
無タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508150001433061/
闘タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508162131259199/
悪タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508190913106968/
鋼タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508192351502871/
妖タイプ編:http://horsea7.diarynote.jp/201508201838344324/
Tr&En前編:http://horsea7.diarynote.jp/201508260541097698/
コメント
これだけやるの大変だったと思います。
大変でした^^ありがとうございます。